明日は年内最後の道真公の御縁日
ということで、そう、semuianで連載している小説「東風」の更新日。ぼんやりしていたらあっという間に25日が目前で慌てた。
東風は神話的ファンタジー要素が大変強い作品だが、個人的にはSFを目指したいと思っている。子どもの頃からSFが身近だったのだが、いざ自分で作るとなるとと〜〜〜〜〜てつもなく緊張する。なんでだろう?自分が作る側になるというイメージを何故か持てずにいる。本当にやったことがない分野だから、自分が何かを生み出せるなどと思うことすらないといった具合いだろうか???ほんならまあ、やってみるしかないよなあ・・・!!
SFと言えば・・・幼稚園ぐらいのころ、今は亡き祖父が地震のメカニズムについて紙や割り箸などを使って面白おかしく解説してくれたことがある。ちょうどそのころの私は恐竜にドハマりしており、タイミング良く宇宙やら地球の成り立ちやらの図鑑を読み漁っていたおかげで、幼いながらに「なるほど!」と心からワクワクしたものだった。同時に、じいちゃんは地震についてえらい詳しいんじゃのう?と不思議にも思った。
その後、成長した私は小松左京氏原作の映画「日本沈没」を観て心からたまげた(当時はまだ小松左京氏の本をほとんど手に取ったことがなく、日本沈没は映画から入った)。じ、じいちゃんが説明してくれたことが全部描かれている・・・!!じいちゃんはこれを観たのか・・・!!天国のじいちゃんに合掌。小松左京氏の読者だったのかは不明だが、好奇心旺盛な人だったようだから、原作も映画もどちらも楽しんでいたかもしれない。日本沈没はすごいね、じいちゃん。
まあそんなこんなで、SFについてあれこれ考えつつ、semuianの活動に勤しむのであった。