あく
今日はハンナ・アーレントの命日だと先ほど気付いた。没後50年だそう。晩ごはんの時に家族との会話の中でたまたま彼女の話題が出て、その後、家事やら仕事やらして少し落ち着いたタイミングで何となくハンナ・アーレントとググってみたら・・・という流れ。合掌。
20世紀を代表する哲学者の一人と言われる彼女。関心をお持ちの方が世界中に沢山いらっしゃるかと思うが、私もその一人である(と言っても私の場合はただのにわか読者というか、御本人の翻訳本や解説、論考などを通してふむふむしているだけ)。
私は谷川俊太郎さんの「生きる」という詩が好きなのだが、そこで出てくる「かくされた悪を注意深くこばむこと」のフレーズを口ずさむといつも彼女のことがふわっと思い出される。「かくされた悪」と彼女の「悪の凡庸さ」を無闇矢鱈につなげる気は無いのだが、「悪」という大きなくくりでふわっふわっと頭の中に出てくる感じ。
「悪」というのは私にとって気になるテーマの1つで、主宰サークル semuianで連載している東風 でも「悪」を扱っていければと考えている(既に野狐が分かりやすい悪として存在してはいるが)。なんだか久々に悪について考えたい気分のスイッチが入ったな。ちょっと読書してから寝ようかな。ほなほな。